住宅ローンの審査基準と審査を通すためのコツは?

公開日:2023/07/21

一戸建てやマンションなど家を購入するのは人生で最も高い買い物という方が多いのではないでしょうか。そのため多くの方が住宅ローンを活用していますが、自分が家を買おうと思っても、何らかの理由でローンの審査に落ちてしまうことがあります。今回はローンの審査に通るためのポイントについてご紹介します。

住宅ローンの審査基準とは?

住宅ローンの審査基準にはどんなポイントがあるのでしょうか?普通に働いているから大丈夫だろうと思っていると、思わぬところで引っかかってしまうかもしれません。事前にチェックしておきましょう。

住宅ローンは2段階の審査がある

住宅ローンの審査は基本的に事前審査、本審査の2段階になっています。

・事前審査とは

事前審査は金融機関が返済能力をチェックし、どれくらいの融資ができるかを確認します。事前審査に通ればどれくらい住宅資金を借りられるかが分かり、事前審査を通過することである程度住宅ローンを組んで、家を建てられる目途がつくということになります。事前審査は3、4日かかることが多いです。事前審査は自分で金融機関に申し込むか、不動産会社経由で申し込むことになるでしょう。

事前審査はローンの返済能力があるかを総合的にチェックされます。落とされる理由として多いのは、ローン完済予定の年齢が高いこと。80歳までに完済できない見込みだと、返済能力が低いと見なされてしまう可能性があります。

また健康状態も重要なポイントで、団体信用生命保険に加入できるかがチェックされるでしょう。また若すぎる、勤続年数が短すぎるといった不安定さが感じられる場合も審査に通りづらいといえます。

支払い能力を判断するのに重要なポイントのひとつが個人の信用情報。クレジットカードや携帯電話料金の返済が遅れてしまったなどの過去がある方は審査に落ちてしまう可能性があります。

・本審査とは

事前審査に通過したからといって本審査に全員が通過できるわけではありません。本審査に落ちてしまうと、ほかの金融機関で新しく融資してくれるところを探すか融資の条件を変えるといったことが必要になります。

本審査でチェックされるのは、まず事前審査と本審査の内容に違いがないかどうかです。審査の途中で転職し、年収が下がったなどといった場合は審査に通らなくなってしまう可能性があるので、事前に申告する、条件を変えるなどするのがよいでしょう。

自分の支払い能力だけでなく物件についても審査が入ります。事前審査と大きく内容が異なっていないか、担保評価値などをチェックされます。担保評価が低くなってしまう場合、融資の希望額まで届かなかったり、本審査に落ちてしまったりする可能性があります。

住宅ローン審査をクリアするためのコツ

住宅ローンの審査を通過するにはさまざまなチェック項目がありますが、審査落ちのポイントになりやすい部分をしっかり確認、対策することで審査を通過できるように心がけましょう。

仮審査と本審査の内容に大きなずれがないようにする

仮審査と本審査の申請内容の大きな違いがあると、虚偽の申請をしたのではないかとマイナスに思われる場合があります。金融機関から見たら返済能力があるか、信頼できる人物かを確認しているため、申込内容に変更があったらすぐに連絡しておき、内容を最新のものに更新してもらうよう心がけましょう。

借入額を低めに設定する

借入額を多めに希望すると毎月の返済負担率が高くなってしまうので、身の丈に合った余裕ある返済ができる金額の借入額を希望しましょう。借入額を高めに設定してしまうと、審査に落ちる可能性が上がってしまう、返済が苦しくなってしまう可能性があります。

保険に入れるか確認する

住宅ローンを利用する際は、金融機関が指定している団体信用生命保険に加入することになります。健康状態によっては加入できない場合があり、この場合は審査に落ちてしまう大きな要因になるので事前に加入できそうか確認しておきましょう。

住宅ローン審査の通過率を上げるために知っておきたいこと

住宅ローンの審査を無事に通過するためには、無理のない返済計画が必要です。無事に審査を通過するために自分の希望する内容に問題がないか客観的にチェックしましょう。

借入額が高すぎないか確認する

年収に比べて希望する借入額が高すぎると審査に落ちてしまいます。自分の希望する借入額が問題ないかどうか確認しておきましょう。もし高すぎる場合は頭金を多めに出す、ローンの返済期限を延ばすといった対策を行いましょう。返済期限を延ばす場合は、完済できる年齢が80歳をこえないよう注意してください。

自分の個人情報を確認しておく

何も思い当たるふしがないのに審査に落ちてしまった場合、過去に何か金銭的な問題があったと判断されていることが多いです。借金がとくにない、過去に問題はないと思っていても、過去に携帯電話料金をうっかり払い忘れてしまったといった場合もあります。個人信用情報機関では、自分の個人情報を確認することができるので早い段階で確認しておきましょう。

まとめ

夢のマイホームを手に入れるのにはまとまったお金が必要です。家を建てるほどのまとまったお金を捻出するのはなかなか難しいため、多くの方が利用するのが住宅ローンです。皆住宅ローンを利用しているのだから、自分も大丈夫だろうと思っていると審査で落ちてしまうかもしれません。

審査に落ちてしまわないよう、自分の支払い能力に見合った借入額を希望する、自分の信用情報に傷がないか確認する、申請内容に変更があったらすぐに連絡するなどして、無事に審査を通過できるよう準備しておきましょう。

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第1位は52%で「審査基準がわからない」でした! 住宅ローンの審査は、事前審査と本審査のどちらにおいても明確な審査基準が公表されていません。このことから不安に感じる方も多いでしょう。 不安を少しでも解消し、スムーズに審査を進めるには、住宅ローンについてきちんとプロに相談するのがおすすめです 住宅ローン審査申込前に、自分に合った住宅ローンの相談先の選び方を確認しましょう

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